FLOW
粉瘤日帰り手術(くり抜き法)の流れ

診察・診断
医師が症状をお伺いして診察を行い、粉瘤であるかどうかを確認し診断いたします。診断後、手術について患者様のご意思を確認した上で、手術へと進めていきます。
粉瘤のサイズが大きかったり、粉瘤ができている箇所が皮膚が分厚い部分の場合は、くり抜き法(へそ抜き法)での施術はできないため、切除法による手術となります。

局所麻酔
ワキの広さを測定し、発汗する場所、体毛の位置をみながら、個人差を考慮して一人ひとりに応じてミラドライの照射範囲を決め、インクの転写シートを用いて正確にマーキングをしていきます。
照射漏れのないように照射範囲を少し広めにとっていきます。

開孔
円筒状のメスを粉瘤の中心に刺し込み、1~5mm程度の小さな穴を開けます。

粉瘤の抜き取り
開口部からピンセットなどの器具を使用しながら、取り残しのないように粉瘤を丁寧に抜き取っていきます。
大きくなっている粉瘤の場合は、まず粉瘤の中に溜まっている内容物を抜き出してから、袋を取り出します。
しっかり取り切らないと粉瘤の再発の恐れがあるため取り残しのないかを丁寧に確認いたします。

洗浄
洗浄し、取り残しがないことをしっかりと確認し治療終了です。
くりぬき法では傷口の縫合は基本的には不要ですが、必要に応じて縫合する場合があります。