粉瘤の日帰り手術

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粉瘤について

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WHAT IS

粉瘤(アテローム)とは

粉瘤(アテローム)とは

粉瘤(ふんりゅう)とは、皮膚組織の下にできる
良性腫瘍の一種で、皮膚の一部が何らかの原因で一部が袋状に
入り込み、その中に皮脂や角質が溜まっていくことできる瘤状のものです。
表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)、アテロームとも呼ばれています。

粉瘤は、顔や首、耳たぶ、背中、わきの下、お尻、鼠径部などのデリケートゾーンなど体の様々な場所にでき、皮膚のあるところであればどこにでもできる可能性があります。

良性の腫瘍ですが、放置していると時間とともに徐々に大きくなっていきます。何らかの外部からの刺激でつぶれたり、内容物が飛び出てくると特有の悪臭を放ちますし、中央の開口部から細菌感染して感染症を起こすと赤く腫れて強い痛みを伴います。
炎症の程度が軽い場合は抗生物質の内服で収まりますが、化膿がひどくなると嚢腫が破れて膿が溜まった状態になってしまいます。

粉瘤は袋状の嚢腫を手術で取り除かないかぎり治す方法はありません。ごく稀に悪性リンパ腫だったというケースもありますので、できるだけ小さいうちに治療することをお勧めします。

粉瘤ができる仕組み
  • 01.粉瘤ができる原因

    粉瘤ができる原因

    粉瘤ができる原因は明確になっていません。ウイルスへの感染や虫刺され、擦り傷や切り傷などの外傷、ピアス、毛穴のつまりが原因になるという説もありますが、まだ完全には解明されておらず、予防することもできません。

    脇の下やデリケートゾーンにもできることがあるので、脱毛が原因ではないかといわれることもあったり、皮脂や角質が溜まったもので悪臭を放つことから、不潔にしているとできるともいわれますが清潔にしてても粉瘤はできますので、因果関係ははっきりしていません。

  • 02.自分で治すことは無理

    自分で治すことは無理

    粉瘤は自然治癒することはなく、自分で潰したり、切って絞りだすなどしても内容物が出て一時的に小さくなるだけで、袋を取り除かない限り再発してしまいます。
    逆に粉瘤の嚢腫が破裂して炎症を起こすこともあり、不要なリスクを高めるだけでしかありません。

    インターネットで自分で治せるといった情報がでていることもありますが、不確かな情報を鵜呑みにせずに、皮膚科を受診されることをお勧めします。

METHOD

粉瘤の見分け方

粉瘤は、体中のどこにでもできるものですが、
特に顔や頭、首、耳、背中、お尻にできやすい傾向があります。

初期の小さいうちはニキビ(面皰)やおでき、脂肪種などと間違われることもありますが、皮膚科医であれば簡単に見分けられます。
皮膚に小さなしこりのようなものができて気になる場合は、京都烏丸駅前皮フ科スキンクリニック・クリニーク京都烏丸へご相談ください。

  • 粉瘤の見分け方 01

    粉瘤とニキビ(面皰)

    ニキビ(面皰)の場合は、臭いもなく膿がある時以外はしこりを感じることもほとんどありません。

    また、ニキビ(面皰)は薬で治りますが、粉瘤は治ることはありません。

  • 粉瘤の見分け方 02

    粉瘤と脂肪腫

    粉瘤と見た目が似ているので、よく間違われますが、粉瘤の場合は硬いしこりのようなのに対して、脂肪腫は柔らかく、周囲の組織と被膜で分かれているため、指で押すと皮膚と関係なく動きます。

  • 粉瘤の見分け方 03

    粉瘤とおでき

    おできは、細菌に感染して腫れがでている炎症性粉瘤に似ているところがありますが、おできと違って粉瘤のしこりは突然できるものではないという点で異なります。

  • 粉瘤の見分け方 04

    粉瘤と痔瘻

    肛門周辺にできた粉瘤が炎症を起こして膿んでしまうと、痔瘻と似た症状を起こします。

    痔瘻も手術しないと治りませんが、肛門科等での手術となります。

粉瘤の見分け方

TREATMENT

粉瘤の治し方

粉瘤は、皮膚の下にできた袋(嚢腫)を
手術で完全に取り除かない限り完治しません。
手術自体は簡単で、短時間で終えることができますので日帰りで
治療でき、すぐに日常生活に戻って頂くことができます。

手術方法には、メスを使って皮膚を切開して粉瘤を袋を破らないように注意して取り除く切開法(従来法)、と円筒形の特殊なメスで4~5㎜ほどの小さな穴をあけて、粉瘤の中身を押し出してから袋を丁寧取り除く「くり抜き法(へそ抜き法)」があります。

京都烏丸駅前皮フ科スキンクリニック・クリニーク京都烏丸では、切開法に比べて傷跡が小さく短時間で手術が化膿で、通院の必要もないくり抜き法での治療をお勧めしています。

粉瘤の治し方
  • 01.くり抜き法(へそ抜き法)の特徴

    くり抜き法(へそ抜き法)の特徴

    くり抜き法(へそ抜き法)は、粉瘤の開口部を中心に円筒形の特殊なメスで4~5㎜ほどの小さな穴をあけて、その表皮と袋と一緒にくり抜く治療方法です。小さな穴なので手術後に縫合を行う必要もありません。

    • 小さいサイズの粉瘤が対象
    • 傷跡が目立ちにくい
    • 炎症があっても施術できる
    • 縫合しないため完治までやや時間がかかる
    • 袋を取り切れなかった場合、再発する可能性がある
  • 02.自分で治すことは無理

    自分で治すことは無理

    切開法(切開法)は、メスを使って皮膚を切開し、粉瘤の袋ごと取り除いて縫合する手術です。袋ごと完全に取り除くので、再発の心配はほとんどないものの、切開する分傷跡が大きくなるのがデメリットです。

    • 数センチ程度の大きな粉瘤が対象
    • 粉瘤の直径と同じくらいの切開が必要
    • 切開後縫合し、約1週間後に抜糸
    • 袋が破れなければ確実に摘出でき、再発が少ない
粉瘤の治し方

DEPARTMENT

何科でかかるべき?

何科でかかるべき?

粉瘤は皮膚科でよくある一般的な疾患ですので、皮膚科の医師であれば簡単に見分けることができます。
女性でデリケートゾーンにできたしこりだと婦人科や産婦人科を受診されることもありますが、基本的には皮膚科を受診すると良いでしょう。
切開法で傷跡が気になる場合は、形成外科で治療をうけるという選択肢もあります。
いずれにしても、粉瘤の手術はきれいに取り除いて再発のないようにすることが大切ですので、数多くの粉瘤手術を行っている皮膚科がお勧めです。

京都烏丸駅前皮フ科スキンクリニック・クリニーク京都烏丸では、多数の粉瘤手術を行っており、美容皮膚科として綺麗になおすということにこだわっております。

粉瘤手術の症例動画を、クリニークグループ公式YouTubeでは、
様々な部位にできた粉瘤手術の症例動画がご覧いただけます。

症例動画クリニークグループ公式Youtubeチャンネル

FAQ

よくあるご質問

粉瘤の日帰り手術についてのよくあるご質問をご紹介。

くり抜き法だと、傷跡は残りませんか?
従来法(切開法)に比べて小さいですが、ニキビ跡のような小さな窪み程度の傷跡は残ってしまいます。京都烏丸駅前皮フ科スキンクリニック・クリニーク京都烏丸では、粉瘤のできた部位や大きさに応じて、出来るだけ小さな傷跡で粉瘤を摘出できるようにしております。
粉瘤は放置していても大丈夫ですか?
粉瘤は良性の腫瘍ですので危険なものでは有りませんが、放置して自然治癒することはなく、徐々に大きくなり悪臭を放ったり、炎症を起こして痛みや膿がでることもあります。
粉瘤が5㎝を超えてくると「くり抜き法」ではなく「従来法(切開法)」での治療になりますので、小さいうちに手術して取り除くことをお勧めします。
また、まれに悪性であることがあるので、安易に粉瘤と自己判断せず、まずは受診するようにしましょう。
手術は健康保険が使えますか?
診察、検査、手術、病理検査といった粉瘤の一連の治療には、健康保険の適用が受けられます
医療費の3割または1割負担となりますので、経済的にも大きな負担なく治療を受けて頂けます。
費用の目安については、粉瘤手術の流れと費用をご確認ください。
手術は生命保険の給付金の対象ですか?
個人で生命保険会社や共済組合の医療保険や医療特約に加入されている場合、契約によっては手術給付金を受けられる場合があります。保険会社や共済組合に確認をとり、手術給付金の対象となるかどうかをあらかじめ確認されておくとスムーズです。
診断書が必要な場合は必要な項目なども確認の上、京都烏丸駅前皮フ科スキンクリニック・クリニーク京都烏丸へ来院される際に医師にご依頼ください。
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